保険金(任意保険)が支払われないケース(原則)と支払いのない保険の種類

(1)父母、配偶者、子供に対する損害賠償請求→対人賠償保険・対物賠償保険
運転者が父母、配偶者、子供を死傷させた場合、対人賠償保険からの支払いはなし。
運転者が父母、配偶者、子供の所有物を破損させた場合、対物賠償保険からの支払いはなし。
(2)受託物に対する賠償損害→対物賠償保険
運転者の「所有、使用または管理する財物が滅失、破損または汚損された場合」は、対物賠償保険からの支払いはありません。例えば、友人から借りたカメラを事故で破損した場合、支払いはありません。もちろん自分の所有する物も保険金の支払い対象にはなりません。
(3)地震、噴火、台風、洪水、高潮、津波による損害→対人賠償保険・対物賠償保険・無保険車傷害保険
(4)地震、噴火、津波による損害→自損事故保険、搭乗者傷害保険、車両保険
(5)無免許運転、酒酔運転、麻薬などの影響によって正常な運転ができない状態で運転して事故を起こした場合の自分の寧に対する損害賠償請求→車両保険
(6)無免許運転、酒酔運転、麻薬などの影響によって正常な運転ができない状態で運転して事故を起こした場合の運転者本人の損害→自損事故保険、無保険車傷害保険、搭乗者傷害保険
※運転していた本人に対しては、自動車保険金の支払いはありません。他の搭乗者については、保険金の支払いはありますが、共犯の場合は減額されます。
(7)保険の対象者・被保険者が自動車の使用について正当な権利を有する者の承諾を得ないで乗車中に生じた損害および傷害→自損事故保険、無保険牽傷害保険、搭乗者傷害保険
(8)特約による免責→運転者家族限定特約、運転者年齢条件特約など
・運転者家族限定特約……家族以外の者が車を運転して事故を起こした場合は、家族以外の人には保険金の支払いはありません。
・運転者年齢条件特約……「21歳未満不担保」「26歳未満不担保」などの特約をつけると、自動車保険料は3割近く安くなりますが、「21歳未満不担保」をつけていた場合、21歳にならない人が運転して事故を起こした時は、保険金は支払われません。「26歳未満不担保」の場合も同じです。
(9)正常でない乗り方→窓に腰かけた乗り方などの正常ではない乗り方で事故を起こしても、保険金の支払いはありません。ただし、ケガをさせた相手(被害者)には支払いはあります。
(10)泥棒運転→人の車を盗んで事故を起こしても、自動車保険での保険金の支払いはありません。ただし、ケガさせた相手(被害者)には支払いはあります。

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